先日はブログでの解説、本当にありがとうございました。
「他者からやっかまれやすく、嫉妬や裏切りに遭いやすい側面も併せて考えれば、どれだけＳさんがこれまで生きづらい人生を送ってきたのか」という部分を読んで、今まで当たり前だと思っていたことが根底から覆されました。
私は、ろくに知らない人から理不尽に嫌われたり、嫌な目に合わされることなど普通のことだと思っていました。（普通じゃないんですね…。これ、生きづらい人生なんですね。）
喧嘩をしたとか、何かをしてしまったというわけでもなく、最初からほとんど知らない人に目を付けられるとか、ターゲットにされるとかです。
だから入学してすぐ上履きがなくなるとか、「死ね」という紙が靴箱に入っていることがあっても親にも相談したことがありませんでした。
よくあることだったので。
でもそういうことばかりの毎日だったわけではなく、自分ととても気が合って大事にしてくれる人もいたりと、良いこともちゃんとあったので「人生はそういうもんだ」と思っていたのです。
それに、私を嫌う人は結局、私が何をしてもどういう状態でも嫌うのです。（私を気に入ってくれる人も然りです）
だから、そういう経験を通して自分の「理不尽なことなんかざらにある。
自分が何をフォーカスするかで人生は良くも悪くもなる。」という人生観が出来上がっていたのです。
一見タフでいい人生観かもしれません。
でも、今では理不尽なことを受け入れすぎていたように思います。
先生のブログ解説を読んで初めて「私の人生観は呪術によって捻じ曲げられた世界からできたものだったのかもしれない」と思いました。

もし、私が理不尽に嫌われることがもっと少なかったら、何かのターゲットにされることがなかったら、私はもっと他人に心を開いた人生を送っていたと思います。
私はそういうことが多かったため、警戒心が強くて「この人は安全だ」とわかるまで仲良くできませんし、友達も多くありません。
ニコニコしているわりには心を開いている友達が少ないせいで、誰かと協力して生きていくということをほとんど経験したことがありません。
常に個人戦です。
また、極力目立たないようにと生きてきました。
これらすべてが結局、自分を孤独にしていました。
これが横やりの影響というものだったのか、と初めて気づきました。

先生から「父方の先祖が横やりに遭いやすい側面を持っている」と以前も言われたことがありましたが、全くぴんと来なかったのです。
「横やりって何かしら？一度もないけど」と不思議でした。
今やっと理解しています。
自分が「人生ってこういうもの」とまるで自然界の法則のように当たり前に思っていたものが「呪術だった！」と気づいて初めて、呪術の悪質さ、厄介さ、人生を捻じ曲げる力の強さを感じました。
はっきりと自分の呪術の影響に気づかなくても、これまで呪術解除を受けてきてよかったです。
今年の春ごろから確実に環境が変わっていました。（心境の変化はもっと前からありましたが）
今まで職場では必ずパワハラや変なことに巻き込まれていたのに、春から転職した職場では同僚たちにとても優しく受け入れられて毎日心から笑って過ごしています。

大変だった婚家からは出ることが出来ましたし、当時は隣家の奥さんからも歩いていると水をかけられたり暴言を吐かれるなど様々な嫌がらせを受けていたのですが、そういう環境からも脱することが出来ました。
ちなみに嫌がらせは我が家がそこに住んだ翌日から始まったので（菓子折り持って挨拶にも行きました）、理由は不明です。
振り返ってみると、子ども時代からずいぶんと理由の分からない目にあっているのですが「人生はこういうもの」と受け入れてきたんです。
「呪術だったのかー」と脱力・呆然としています。

先生もブログやメルマガに書いておられましたが、自分が当たり前だと思っているものは疑う必要がありますね。
でも、私は先日まで疑えませんでした。自分ではいい人生観だと思って満足していましたから。
やはり呪術解除を受ける方が先なのかもしれません。
これからは「理不尽なことに屈せずに生きよう」と変に前向きに身構えることなく、もっと自然に笑って生きていきたいです。
今回もありがとうございました。

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